完全復活した元リスキーまりちん。9月下旬に1人で関東に出かけ、10月初旬には、元祖友活から3人を中津に呼びました。私を加えたこの4人こそ、トリセツ無効の「チーム妖怪」。といっても人間界では、元住職・建築士・予備校勤務と、みんな真っ当な社会人です。
そして、奇特にも案内役を買ってでてくれたのが、カーキ(20代)です。彼は、私が週一で講師を務めている大手学習塾の同僚で、共に高校英語を担当している関係で、よく話をします。お寺の息子なので「ばあちゃん」相手はお手のもの。当日は、爽やかな若草色の作務衣姿で現れました。
二泊三日の初日、後輩のR(京都)とN(東京)が午後3時頃に着き、福沢諭吉旧居を訪れました。同期のY(福岡)は、お寺のお勤めを済ませてから5時頃到着。全員で寺町を散策した後、夕食は和傘がライトアップされた「朱華」で創作料理を頂きました。
2日目。午前は、Yのリクエストで「昭和の町」(豊後高田市)に行きました。カーキは朝から送迎する気満々でしたが、案内(見守り介護)は午後だけお願いしました。妖怪たちはあーだこーだ言いながら、電車とバスで移動し、昭和時代を満喫。懐かしの給食を頂き、カーキにお礼の揚げパンを買って帰りました。いつ如何なる時も、人間界の常識は忘れません。
午後2時、駅で待ち合わせ、中津城を見学。九州最古の近世城郭と石垣を見学し、天守閣からの見晴らしを楽しみました。
その後は、カーキの自宅=名刹にお参りし、私が以前から興味があった池大雅(江戸時代の文人画家・書家)の絵画や書を拝観しました。書道好きのRとNがパンフレットを購入。カーキが両親を紹介してくれました。お二人共、まさかの愛息の友人たちに驚愕したことでしょう。が、上品な味の抹茶とお菓子を頂きながら、天真爛漫なお母さんとチームは話が弾んでいました。一筋縄ではいかないチームを、よくぞ引率してくれました。ありがとう。
夕食は自宅近くの「ひら多」に予約しました。土瓶蒸しが絶品だった中津名産「鱧」の懐石料理を頂いたところ、Nが、「今日の料理、東京だったら3倍の値段する~」と感動していました。
食後ようやく自宅に招きました。建築士のRは、内装の色合いと、無造作に設置した2台のテーブルをほめてくれました。大きさも色(白と木目)も違うのですが、どちらも正方形で四隅が丸いのが高評価です。
新居祝いは、嬉しいサプライズ!BTSのジミンちゃん人形でした。予想通りお喋りが止まらず、ホテルまで送るタクシーはなかなか捕まらず、ヒヤヒヤしながら順番待ちをしていたら、11時過ぎやっとタクシーが来ました。
3日目、みんな小倉から新幹線で帰るので、途中の苅田に寄り、「29meet」で熟成イチボステーキ重を頂きました。貸し切りなのを良いことに、あれやこれや質問し、店の人をノラセて盛り上がりました~とさ。
この時点で、Nは妖怪メンバーではなかったのですが、初対面のYとも妙に気が合ったので、勧誘し、晴れて入会しました。おめでとう🎉何が?
愛すべき妖怪…いや、幸齢者たち、お笑い巡業ありがとう。
コメント