共通テストが終わり、2次テストを控えひと休み、1人温泉施設の休憩所でブログを書いています。この時期の話題は、やっぱり生徒たちとの交流ですね。英語職人として日々上質の授業に努めているのですが、どうも私は、言う事なす事珍しい異次元のばあちゃんらしく、勉強以外に不思議な会話が飛び交います。それに世代のギャップが相まると、お笑いのネタ…いや宝庫です。

今年の初夢は、まさかの英語長文。脳内を埋め尽くす英単語の羅列に勘弁して~~と目が覚めました。それにしても、過去問(現実)の文字の小さいこと。視力検査レベルで、自分用に拡大コピーをし、遠慮する生徒にも渡しました。若いとはいえ、睡眠時間以上勉強している彼らにとって、極小文字は負担です。目を酷使したせいか、一重が二重に自然整形?(笑)された生徒がいました。さて、奥二重のばあちゃん先生は、授業が終わると半眼状態。それはそれで怖いものがあります。
写真は、出張レッスンの一コマです。当塾の教え子のみファーストネームで記しています。何かと頼りになる編集女子Konoka(中1)と、その弟分?でやたら言葉が丁寧なShuntaro(小6)に、昨年11月、当塾最年少Sawa(小2)が加わりました。ちなみに最年長は55歳です。
Sawaの入塾オファーがあった時、走り回るような幼い子だと私の体力がついていかないので、そこだけ確認して迎え入れました。ところが、下手な大人より大人なのです。宿題とテストの見直しをすると、説明を理解しながら私の表情を観察し、面白い言動にはすぐ反応し笑います。いつだったかサンリオキャラクターの手描きシールをくれ、裏にはセロテープを折り両面に付くようにしています。気が利くなぁ。年齢差60!が、魂年齢はさほど変わらないかもしれません。

ここからは高学年の事例です。冬期講習で中3女子に社会を教えた時のこと。昨年度の大分県立高校入試の過去問に、「元寇」の問題が出ました。ここで登場するのが、歴史オタクまりちんの一推し「北条時宗」。蒙古襲来を退けた救国の若武者です。解説以上に詳しい胸熱レクチャーを受けたその子は目を輝かせ言いました。「歴史、面白い。私も時宗のファンになりそう」
笑えるレッスン、高校男子編です。Shima(高2)は遠方に住んでいるため、毎週日曜の午前にオンラインレッスンをしています。ある日の正午頃、元気な母親の声が乱入(笑)してきました。「ラーメンに卵入れるー?」昼食準備に追われ、レッスンが終わったと思い込んだのでしょう。その瞬間、私は爆笑。思わずShimaに「可笑しくなぁい?」と共感を求めると、「ハッ」と地味に笑ってくれました。

高校生なのに感性が昭和のT(高2)は、母親の影響でその時代のポップスが好き。おまけに大のひいおばあちゃん子らしく、亡き曾祖母との思い出を語り、私に色々質問してきます。「先生の人生で一番苦しかった事は何ですか?戦争ですか?」そりゃないだろ、私しゃ戦後生まれ…と説明したかったけど、基本男子は年齢に無頓着だし、その後の展開が面白そうなので黙っておきました。案の定、昭和のスターの話題になり盛り上がります。周囲にいたZ世代の講師や生徒たちは…静かに引きました。
別の日、Tがこの話題を盛り返します。いい加減切り上げようとしたところ、何やら真面目な顔で、最後にもう一つ質問があると言うのです。「先生って、どうしてそんなに面白いんですか?」へぇ~~究極だー。

ここまで来ると、勉強を教えるだけの先生にはなれません。私から見ると、Z世代以降の子どもたちは、生まれながらに覚醒しています。この言わないだけで分かっている子どもたちに、「〜しなさい」は通じません。むしろ、若い世代の発想と昭和世代の知恵を共有するチャンスです。私がなりたいのは、夢を語り共に楽しめる、新時代のばあちゃん先生!あっ、もちろん飴ちゃんもあげますよ。
※愚直に学ぶ受験生に1句。勉強して、苦難を越えてきた人のみ、見える世界があります。山形県から高市総理に啓翁桜が贈られました。寒々とした景色は春色へと変わります。
春近し 総理が抱く 冬桜
贈りたきかな 学びの子らへ

コメント