人生100年時代、Super Ager(60〜80歳で20〜30歳の思考力)を維持するために日々脳活していますが、GWくらいは脳休めします。とりあえず、書く瞑想と言われるジャーナル、私の場合はブログを1記事仕上げましょう。まぁ〜普段から思考の半分がお笑いですから、脳がリラックスするとお笑いネタばかり思い浮かびます。会話部分は、事実に忠実に大分弁(北九州弁混じり)にしています。
今さらながら、まりちんの仮の姿Mariko先生の時にいっぱい面白い事件が起きていることに気づきました。
顕在意識は変にマジメな職人講師、潜在意識は拭いきれない芸人魂が混在するからでは、と自己分析しています。ホントかなぁ?

それでは本題へ。遡ること25年前、中3の国語の授業が英語にシフトした記憶が鮮明に蘇りました。冬期講習でのグループレッスン。過去問に出た「足袋(たび)」の読み方が、案の定全員「あしぶくろ」だったので、ゲーム気分で、各自答えを推測してもらうことにしました。すぐ教えていたら、こんな事にはならなかったでしょうが…(笑)。
会話の部分は、生徒→私です。時計回りで充てていったら、最初からコケまくりました。「ソックス」→「ブー✕」
とりあえず言ってみたのか、2人目は「シューズ」3人目は「スニーカー」→「英語のレッスンじゃないよ」
ここはサラッとたしなめます。
4人目の答えは、「ストッキング…あっ、お母さんの、、、」→「お母さんは余計じゃ」
笑いそうになるのを抑えつつ言い放ちます。
それでも懲りずに、5人目は「ブーツ」→「英語じゃないと言ったやないか!」
これにはさすがに声を荒らげます。すると、怪訝な顔で弁明してくるのです。
「ブーツって日本語と思っちょった」→「もういい。ブーツは長靴や。何でも英語にするなー」
泣き笑いしながらイキリ立つMariko先生。
それを聞いた6人目の瞳が輝いたので、一瞬期待しましたが、答えにブッ飛び過ぎて、ホワイトボードに漢字を書き殴りました。
「くつした」→「No!それは『靴下』。ソックスを日本語にしただけやろ。どうせ間違うなら、もっと面白いことを言わんかね」
勢い余って無茶振りしたものの、生徒に連られてNo!と口走ってしまいました。誰も指摘しないので無いことにする私。しばらく考えた末、その生徒が「そっちの方が入試より難しい」と答えると、全員一致で頷きながら笑い転げました。

結局、みんな足袋の認識がなかったのだと気づき、あの手この手で解説することになりました。以下、その問答です。まだ続きますよ。私→生徒です。
「お母さんが着物の時履いちょる白い靴下よ。チラッと見たことあるやろ」→「お母さん、あまり着物着らんし、足とか見らん」
確かに、そんな子がいたら怪しい。
「祭りの時、法被(はっぴは知っている)を着たおじさんが履いちょるソックスよ。」→「分かった。白い5本指のソックスや。そんなら、はっぴはhappyから来たんかなぁ?」
「そんな訳ないやろ…まぁいいか。そろそろハッピーエンドにしよう」→
「先生、そのオチ、上手い!」
誰か、止めてくれ~~。

それにしても、御蔵入りした授業「足袋事件」をまさかここまで深掘りするとは思いませんでした。昔も今も、Mariko先生は「変差値」=楽しむ力を評価します。思い起こすと、この時のメンバー、国語の偏差値も変!差値も高かったなあ。この子たちは現在40代。親になっている子もいるけど、わが子に「勉強しろ」とか言ってるのかなぁ?と想像するだけで笑えてくる〜。
ボケとツッコミの応酬。このように芸人志望が講師になると、アドリブ一つで、生徒たちとの絶妙な絡みが生まれます。もはや教室がステージ。まさに授業はエンターテイメント!
勝手にまりちんワールドでした。
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