4月8日は「花まつり」。お釈迦様(ブッダ)の誕生日です。Yuikoのお寺でお祝いがあり、花に溢れた写真を送ってくれました。手作り蓮の花、夜桜、チューリップ祭り。三種三様に生きる喜びを感じます。とりわけ夜桜に惹かれました。咲き誇るピンクの桜が生命の息吹きなら、凛と佇む夜桜は闇夜の中の光でしょうか。どれも眼福です。
※願わくば花のもとにて春死なむ
その如月の望月のころ
この歌は、西行法師が釈迦入滅の旧暦2月15日(現在は3月末)、満月の頃に桜のもとで生涯を終えたいと祈願して詠んだとされます。美しきかな、花と月と死の共演。フムフム、私のような俗人が、余命わずかと知った時、「来年もあの桜を見られるだろうか…」と嘆く心境とは違いますね。はてさて、来年の桜の季節はどうなっているでしょう?とりあえず、まりちんは笑いながら延命して、自分色の花を咲かせます。
とは言っても、還暦過ぎると、加齢プチ病が次から次へと現れます。私の場合、重い持病爆弾を抱えているため、更に大変だと思われますが、そうでもないのです。病はあるけど病気ではありませんから。人生は軌道修正、やり直しの連続。強気で福寿を全うしましょう。
ありがたいことに、ブログを始めてから、年齢的にはいよいよ枯れゆくはずの人生が、今を盛りに咲く桜のように勢いづいています。視座が変わって、すべてが面白い!息苦しい人間界を卒業した感覚で書かされているなぁと。手前みそですが、まりちんの知恵袋ってとんでもない開運ブログになりそうです。「満足こそが最大の富(仏陀)」。読者の皆さんにも招福あれ。
※「花まつり」/ 作 Yuiko




朝日が差し込む窓辺の温もり
美味しい食事を楽しむひととき
そばにいる人のさり気ない優しさ
今日もまた新しい一日が始まる
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